監査が終わって、代表取締役は聴聞かけられて・・・
その会社の居宅介護支援、訪問看護、訪問介護は指定取り消しになったんだよね。
んで、指定取り消しを視野に入れて、もう一つ法人を作ってたから、俺を含め従業員のほとんどはその新会社へ異動?移籍したんだよね。
そしてその新会社へも、いきなり監査が入ったのさ。
通常の実地指導のように、一か月くらい前に文書での通達もなく、「今から行きます。」という電話。
思えば・・・
この新会社の訪問介護事業所の指定申請書を作成したのが、俺の実績の初の申請書作成だったな。
訪問看護も居宅介護支援も手伝ったけど、メインでやったのは訪問介護。
って、思い出話は置いといて。
「今から行きます。」
って、すぐ来たよ!
ほんとすぐに来た。
5,6人来たね。
書類を広げ、一人は従業員へ聞き取り、他の人は書類検査。
そしてね・・・
計画書が不備のものもあったし・・・
改善命令・・・
たくさんあったね。
そしてその後も・・・
結構すぐに、実地指導が入って。
ちゃんと改善されてるかどうかなんだろうね。
この時に計画書のことで言われたことが、ものすごく記憶に残ってる。
それは、二人介助の入浴介助。
身体介護2の二人ってやつね。
身体の大きな利用者で、麻痺があってね、立位はもちろん座位もままならない。
二人で介助する必要性があったんだけど。
アセスメントもしっかり二人介助の必要性はわかる内容。
計画書も、二人介助用。
例えば、衣服を脱がせるとき、一人が身体を支えて、もう一人が脱がせる。
これをね、身体を支えるってことを明記しなかったんだよね。
二人で更衣介助ってね。
そんな感じで、身体を洗ってる間も座位保持の為に支えることとかも明記してなかった。
一連の流れで二人介助の表記をしたのよ。
したっけ・・・
「この計画書は、二人介助と書いてるけれど、実質二人必要じゃないですよね?」
「もし座位保持が出来ないなら、支える程度で、1時間のうちの数分程度ですよね?」
「甘く見ても、一名が身体介護2で、もう一名は身体介護1でいいですよね?」
もちろん、アセスメント見せて、状況を話して、1時間二人介助が必要だと話したよ。
しかしね・・・
「もしそうだとしても、計画書からは二人の必要性が感じられません。」
改善命令・・・
計画書を、一名が身体介護2で、もう一名は身体介護1で作り直して、受け取った報酬を返還してください・・・
俺は、頭来てさ・・・
その改善命令に対して・・・
この続きは、来週!
したっけ、じゃ!