さてさて、今日はどのFAXを題材にしようかな?
「そいつがダメなのは、結局勝ち負けにこだわっているからだ。
大切なのは、『勝ち』より『価値』だ。」
今日の言葉はこちらにしたよ。
ドラマのシーンは・・・
これは、社内での表彰式。
社長賞をもらったサクラの同僚の男性でしたが・・・
実は、これは彼の能力を評価したものではなく・・・
彼の父親が官僚で、そのために会社が彼を贔屓した。
彼の父親に忖度した。
それらの結果だったんですね。
これらの事情を知った彼は落ち込むんですね。
まぁ、こういう内容でしたね、ドラマは。
その彼に対してまぁいろいろと行動するサクラがじいちゃんに相談した時の答えがこのFAX。
あなたの周りにもいませんか?
勝ち負けで判断しちゃうというか、それでしか考えられない人。
単なる会話でも、最後は自分が勝ちで終わりたい人。
例えば俺がこれ以上ないくらい完璧?な締めくくりの言葉で会話が終わらせようとすると、ちょっと言い方を変えただけの全く同じ内容の言葉を発してきて、その人がさも締めくくったように会話を終わらせてくる、という感じ。
わかります?
仕事のスピードを競っている訳でもないのに、速さで勝ち負け、速い=仕事ができる=勝ちという考えの人。
速さよりもまず、まず正確性とか確実性だよってことで、そしてさらにその業務からもう一歩先にあるものに気づいてほしいのに、速さで満足してしまう人。
そういう人、いませんか?
出世とかそんなんじゃないのに、業務として必要なことを適切に行動して評価されてる人に対して、勝ち負けを感じてやっかむ人。
あの人ばかりえこひいきされてる。
とか、社長に可愛がられてるメンコちゃん。
とか。
単なる仕事に対する評価に過ぎないのに、自分が評価されないと、評価されている人に対して、必要以上のひがみを言ってくる人。
いませんか?
なんでこんな勝ち負けにこだわって大人になっちゃったのかな?
勝負事では、勝ち負けは大事だよね。
ただ、全部が全部勝負事じゃないよね。
一言で言っちゃうと、このような勝ち負けで考える人は「めんどくさい人」って俺は思ってる。
だから、一緒に仕事をしていく上では、とてもやりづらい。
そして、こういう人に限って、自分がうまくいかないことがあると、俺に対して「教え方が下手」とかって言って、できないのを俺のせいにして、勝ち誇るんだよね。
俺の教え方が悪いから、私が覚えられない。
俺の教え方が悪いから、私が間違った。
俺の教え方が悪いから、それが重要だとわからなかった。
百歩譲って、俺の教え方が下手だとする。
俺は認めるよ。
下手だったんだねって。
だから、上手になりたいから、どこが下手かを聞くんだ。
そうしたら、具体的なものはなく・・・
教え方が下手だし、話し方も言い方も下手だから、頭に入ってこないってね。
もう謝罪するしかないよね。
なので、こういう人には俺はサポートできなくてね。
だってさ、どんなに俺が一生懸命伝えても、俺でなくても、俺より優秀な人がどんなに手取り足取り教えても、覚えるというのはあなた自身しかできませんから。
あなたの記憶力や学習能力を、俺は操作できませんから。
覚える、学ぶのは、あなたがする行為で、あなた以外の人があなたに記憶させるのできませんから!!!
でね、こういうイタイ人に対して、いくらでも俺が負けるのはいいんだけどさ。
俺は・・・どうやったら気づいてくれるかなぁって思っちゃうんだよね。
難しいよね、他人の意識を変えるのは。
勝つことに価値を感じてる人。
残念な人。
価値を感じるところが、自分目線で自分中心なんだよね。
俺は個で完結する職業以外・・・そんなのあるのか?
必ずお相手が存在する。
そのお相手、そして関わる人すべて、その人たちの為というか、誰かの為、何かの為、そこにメリットが生まれること。
メリットに限らず、感謝や感動など喜びがあるもの。
そういうお仕事や仕方に価値があると思うんだよね。
ご自分が満足するのが仕事なら、それは単なる自己中だし。
今日お伝えしたような、勝ち負けにこだわってしまう人。
こういう人への対処法、私はこうしてるよ!
なぁんてご意見がありましたら、ぜひ教えてくださいね!
ということで、今日はおしまい!
では。