お知らせ

訪問看護計画書や訪問介護計画書の作成~作成について教わっていない場合~

厳しい!って思われる内容になるかもしれません。

私が介護業界で管理職を務めるようになり、よく聞く言葉があります。

それは試用期間も終わり、一年も何年も勤めてるのに、「わかりません」「できません」「知りません」「聞いてません」などです。

えっと・・・

仕事ですよね?

お給料いただいているんですよね?

業務の指示を受けて「わかりません」

???

わからないから、やらないの?職務の放棄でしょうか?

「できません」

やりもしないで、できないってどういうこと?職務を全うするつもりあります?

「知りません」

いやいや、知らないで今まで仕事してたの?知らないって言えば、やらなくていいの?

「聞いてません」

聞いてないじゃなくて、自ら確認しないの?聞いてないから自己流でやるの?独りよがり?

とまぁ、全部が全部、上に書いた内容ではありませんが・・・(私の頭の中には、過去のいろいろなシチュエーションが思い浮かんでいましたが・・・)

計画書作成について、話を進めますね。

サービス提供責任者や管理者、看護師さんが作成した計画書を確認させていただいて、ミスというか手直しが必要な場合のことですが、

注意されて気分が良いものではないのはわかっています。

しかし、「それ、教わってないです」って、ミスしたことを正当化するのはどうかと思うんです。

本当に教わっていないのであれば別ですが。

ただ、それでも、教わってなきゃできないの?

教わってなきゃできないことは、計画書に限らず、いっぱいあると思いますよ。

私が言いたいのは、「教わってない」という前に、

自分の職務を全うすることを考えないのかな?ってことです。

例えば、管理者に任命されました。つまり、任命されたと同時に、管理者の責任がついて回ります。知らないことだらけでしょう。初めてその職務に従事するのなら。

管理者業務の引継ぎがなかったから、知りませんでした?

私からしたら、そのような状況でも管理者に任命されて、お給料もアップしたのならば、職責を果たす努力をしましょうよって。

じゃ、もし新しい事業所だったら、引継ぎようがないですよね?

実際このような状況でも、引継ぎされていないこと、教わっていないことを正当化してきた人はいます。

上司に教わってないから?教えない上司が悪い?一概にそうとも言い切れないでしょうね。

それぞれの職位に、それぞれの職責があります。

その職責を、全部教えてもらえたら、全部覚えきることができますか?

必ず忘れちゃう部分ありますよね?

なぜなら、人間の脳というのは、覚えるだけでなく、忘れる臓器ともいわれているんですから。

職責を全うする、職位に見合った仕事をする。これが大事なんじゃないかな?

100パーセント、何から何まで全部教えてくれる会社ってあります?

手取り足取り、一から十まで、仕事を教えてくれる会社があったとしたら、その会社を、私は、何か後ろめたい悪いことをしている会社ではないかと思ってしまいます。

というか、一から十まで教えてもらおうとする姿勢が、働くということを軽んじていると思うんです。

教わってないから?

自分の職位の責任範疇なら、自分から学びましょうよ?

今までの義務教育や高校、大学、専門学校、どこでもいいです。

学校というところで、何を学んできたの?

学力を高めるだけが学校じゃないんですよね。

学校って、学び方、調べ方、発信の仕方とか、協調性とか、他にもいろいろあるけれど、大人になって、社会人になってどう生きるか?

生き方・・・責任を果たすためにどうするか?

この方法を学ぶことができたのが、社会的責任の小さい未成年の時の学生時代だったんですよね。

学力が低くても、学ぶ努力をしてきた人、調べる努力をしてきた人、聞く努力をしてきた人。

わからないからわかる努力をした人。

これが大切なんじゃないかな?

学生時代にやってこなかったんなら、気づいた今からでは遅くないですよ。

よく言うじゃないですか?

一生勉強だって。

「わかりません」「できません」「知りません」「聞いてません」

いつまでもこのような言葉で、責任転嫁、責任逃れするの、やめませんか?

その前に、自分の職位の職責を調べてさ、

教わってないことがあったら、自ら学びに行きましょうよ。

今日は、反感買っちゃうような内容になっちゃったかなぁ?

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