判断するには、現状を整理することと情報収集が重要ですってことを、昨日お伝えしました。
思いっきり話がズレてしまって、判断については今日になってしまいましたが。
判断すること、すなわち判断力があるというのは、お仕事においても日常生活においても必要なことですよね。
恋愛なども、判断力が必要かと思います。
判断する時に情報が必要だとお伝えしましたが、情報が無いとどうなるか?
もしくは情報が少なかったらどうなるか?
どうせなら正しい判断をしていきたいですよね?
判断する時にやってしまいがちなこと、もしくは判断力が無い人がやってしまいがちなこと、つまり、「良くない」ことを先に伝えようと思います。
実は、正しいことを伝えるより、正しくないこと、やっちゃダメなことの方が、人には伝わりやすいと思うんですよね。
経営者さんや管理者さん、または、人材育成に携わった人ならお分かりになると思うんですが。。。
人材を育てる時、やってほしいこと、やるべきことってたくさんあるし、それをやらないと仕事にならないから伝えますよね?
しかし、やってほしいことややるべきことって、なかなか覚えてもらえなかったりしませんか?
その反面、やっちゃダメなこと、間違いや不正とかって、すぐに覚えてもらえませんか?
これは、心理とか記憶のメカニズム?に関係してるのかなって思うんですが。。。
あなたはいかがですか?
やるべきことを覚えるより、やっちゃダメなことの方が覚えやすくないですか?
また話が!!!
戻します。
判断する時に「すべきではないこと」でしたね。
それは、まず、目先の損得で判断しないことです。
次に、狭い視野と偏見を持たないことです。
これらによって、自分で責任を取ろうとしない、知らず知らずのうちに、責任逃れを考えてしまうようになるってことを防ぐようになります。
つまり、判断する覚悟ができていない人に多い特徴なんですが、過去に何か失敗した経験があるからか、失敗に対する恐怖があったりするんですね。
判断する前段階において、まずは「判断するんだという覚悟」が必要ですね。
なぜなら判断するのは、自己責任なんですよね。
しかし、責任逃れしたい人や責任を持ちたくない人は、判断を誤りやすいんです。
全体像を把握していて、目的があって、そこに向かうために判断を重ねていくってことを、常に意識しなければならないんですね。
身近なところで言えば、日常生活というか生きていくのって、判断の連続じゃないですか?
どんな人でも、いろんなことを瞬時に判断して行動していますよね?
夕食を食べたい。
何を食べたいか?
食べに行くか、作るか、出前を取るか?
食べに行くなら、移動手段は?
作るなら食材は?
出前を取るならどこから?待ち時間は?
財布にお金は入ってる?
クレカは使えるお店?
電子マネーは使えるお店?
極端な話になりますが、あなたが生きていくっていうことを全体像としたら、そのために食事をとることは一つの小さな目的になります。
そして「夕食を食べたい」という今夜の目標があって、その手段を考える。
夕食を食べるために、いろいろな選択肢があって、それから判断していますよね?
極端な例えにしましたが、こういうことなんです。
何かを判断する時、全体像がないと、誤った判断をしてしまいがちなんです。
目先の損得で、つまり好き嫌いや食べたいものだけで夕食を決め続けていたら?
長生きしたけりゃ、健康でいたいならば、違ってきますよね?
栄養バランスや価格など考えずに、とにかく目先の損得を感情だけで判断していたらどうなると思いますか?
つまり、判断力がなかったりというか乏しい場合、誤った判断をしてしまいがちなんです。
誤った判断をしても、あなた一人の責任で済むものなら、なんぼ失敗してもいいでしょう。
でも、他人も関係してくることなら?
つまり、判断をするには、判断力を養わなければならないんですね。
では、判断力を養うにはどうしたらいいか?
これはまず、「経験」です。
経験することが、あなたにとって重要な判断基準を作っていきます。
いろいろな経験、事業に関係ないことでも何でも。
そして、より多くの「失敗」もです。
経験と失敗、これらがあなたの判断力を養っていきます。
他にもいろいろありますが、これらが一番でしょう。
経験できない物事に関しては、本を読んだり経験者から聞くといった疑似経験値でもカバーできますが。
あとは、何のために判断するのか?
これですね。
目的、ゴール、全体像。
目的を達成するための、細かい目標。
細かい目標を達成するための、優先順位。
優先順位が間違っていないか?とかの確認。
そして、判断するのは自己責任という覚悟。
これらが、判断する時に必要なことではないでしょうか?
そして判断したことを行動に移していく。
この時に、決断するということになるのかなって思います。
ということで、明日は決断することについて、お伝えしていきます。