「行動しながら考える」ことが重要だということをお伝えしていきます。
考えてから行動するのはもちろん大切です。
ただここで考えるのは、行動に必要な最小のものでいいんですね。
簡単に言うと、やるか?やらないか?だけでいいでしょう。
つまり、やるなら行動する、やらないなら行動しないってだけで十分かと思います。
なぜなら、「やる」から「できる」わけでもなく、「やってもできない」ことってありますよね?
まぁ、やらなかったらできるってことにはずっとなりませんが。
要するに、考えたからといって、その考えた通りにはなるものではありません。
ただ、やらなかったら、行動しなかったら、何も結果が出ないということになりますね。
あなた一人で完結できること、そして、どんな環境や条件でも変化がないものであれば、考えた通りになる確率は高まるでしょう。
しかし、未来っていつ何が起こるかわからないので、考えてから行動するにしても、その考えてる時間をどうするのか?
ここが重要なんですね。
立ち止まっているのはもったいないですよね。
かといって、何か他のことをしながら考える?
そうじゃないんですよね。
その考える必要があることのゴールに向かって、進みながら考えることが重要になります。
例えば、起業して介護事業を始めたいって思ったなら、いろいろ考えるでしょう。
どこから手をつけて、どのように準備して、お金は?人は?場所は?集客は?売り上げは?経費は?・・・って。
リスクも考えるでしょうね。
そうやって考えることは大切です。
しかし、考えてから行動して、その通りに進みますか?
ほぼ、ならないでしょう。
というか、考えた通りになんて、絶対になりません。
「絶対」って本当に言えるの?
なんて言う人もいるでしょう。
実際にいましたしね、「絶対」なんてことはこの世の中にないから、その言葉を使う人は信用しない!なんてね。
でもね、これからの未来のことで、絶対に考えた通りになるなんてことはありません!
断言します。
なので、起業する!って決断したら、それに向かって行動を開始することが重要なんですね。
リスクはもちろん無い方がいいに決まってます。
リスクを考えるのは大切です。
しかし、やってもいないのにリスクを考えて、その対処法まで考えてって、それで「行動がなかなかできない」のであれば、いつまでたっても起業できませんよね。
つまり、決断するまではいろいろ考えるべきだと思います。
決断するための、いろいろな情報や材料を集めて、そこから判断を重ねていく。
これが大切です。
私も今回起業するにあたって、いろいろ知人から言われましたね。
サラリーマンでいた方がいいんじゃないの?
やめといた方がいいんじゃないの?
うまくいかなかったらどうすんの?
とかね。
そして、その「心配」をしてくださった人々の共通点は、今まで起業したことが無い人たち。
おもしろいと思いませんか?
ご自分で経験してないことを、アドバイスや心配をしてくるってこと。
例えばその人たちが、ご自分で私と同じような事業を起業して、いろんな経験や観点からの心配だったらわかります。
私のしている事業もしていない上に、その経験もないのに心配してくるのは?
ありがたいことですよ、心配していただけるのは。
でも、そう心配してくれるから、その心配された内容を考えて行動しない?
あなたの人生、他人のアドバイスや心配で左右されるのですか?
起業して失敗するかもしれません。
先のことなんてわかりません。
失敗したら、想像以上のリスクがあるかもしれません。
もしかしたら、順調に成功を重ねていくかもしれません。
行動しなけりゃわからないことだらけなんですよね。
行動していって、その行動の中から、予測したり結果を伴いながら考えていく。
これが重要だと思いませんか?
仮に失敗しても、命を取られるわけじゃないですよね?
最悪の想定かもしれないけど、「人間生きてりゃ何とかなる」もんだと思ってます。
実際、今まで何とかなってきました。
そして幸いにも、私はサバイバルもできるんで、たとえ家がなくなっても、生きていく術はあります。笑
生きてさえいれば、生きているうちは、行動できるんです。
このような状況に陥ったとして、もし私が考えてから行動するタイプだったとしたらどうなるか?
生き延びられないでしょうね。
今みたいな衛生的な環境にはならないでしょうが、それは今の世の中がこうだから衛生的なだけ。
不衛生っていわれるかもしれませんが、私は幼少のころ、のどが乾いたら山水や川の水を飲んでいたし、草木の実などを食べたりもしてきました。
まずくても、腹を満たすのが目的なら、味は二の次でしょう?
おいしものをっていう欲が、いろんな調理や味付けを生んできたんでしょう?
素材そのもの食べるという行動をして、こうしたらおいしいとかっていう調理や味付けがなされるようになってきたんでしょう?
これって、食べるっていう行動をしながら考えてきた結果ですよね?
つまり、行動しながら考えるって、こういうことなんです。
全体像を、ゴールを決める。
つまり、目的ですよね。
そこまでは、考える時間を作ってでも、考えることです。
考えて、考えて、決断したら、やるって決めたら、行動するんです。
行動した後の結果まで考えてたら、いつまでたっても行動できずにいることになります。
私たちは、恵まれた環境で生きているから、その環境が変わるのが怖いのかもしれません。
でも、もしかしたら、急に戦争が始まるかもしれないですよね?
想像を絶する震災で被災するかもしれません。
そうなった時に、考えてから行動するんですか?
今はそんなことないから、そんなこと考える必要ないって思いますか?
命があれば、そして少なくとも私は五体満足な状態です。
老化は始まっていますが。
身体に不自由を抱えている人たちであっても、工夫して、苦労して生きていらっしゃるんです。
私は、恵まれすぎている。
考える頭と、動いてくれる手足、身体がある。
これを活用しなかったら、もったいないでしょう。
決断したら行動する。
行動する一歩を踏み出すまでに時間がかかってたら、いつまでたっても前に進まない。
一歩踏み出しちゃえば、あとはやるっきゃない。
今って「今」しかないんですよね。
「今」って言ってる瞬間に、その「今」はもう過去になっています。
このように、時はどんどん過ぎていくんです。
考えて結果が出るなら、考えましょう。
考えても結果が出ないなら、結果を出す行動をしましょう。
これって、シンプルですよね?
全体像の話から始まって今日に至りますが、人生って、生きていくって、働くって、こういうことの繰り返しだと思うんです。
だから、私もこの繰り返しが、少しでも成長していけるものであるように、自分に言い聞かせるようにしています。
なんて、こんな感じでまとめてみました。
失敗も成功も、すべての原因は自分にあるって思えるかどうか?
自分の行動に責任を持てる人が、行動しながら考えられるのかもしれません。
何かあった時に、それが自己責任だとは思っていても責任転嫁をしてしまう人が、なかなか行動できずにいるのかもしれません。
なんてね。
明日明後日は、また番外編になります。
そして月曜日は、決断とか判断についてお伝えしようと思います。