よく血液型で、性格や特徴を言い当てたりしますよね。私の血液型はO型なんですが、仕事に関しては、よくA型だと言われます。
たぶん仕事の仕方や考え方などが、とても細かいからなんでしょう。特に利用者や家族向けの文書だったり、計画書や報告書、アセスメントに関しては。
私が書類管理をするポイントの一つに、整合性があります。『時系列』と『内容』の整合を確認します。
そしてたまぁに、誤字や脱字が気になっちゃいます。読めればいい、わかればいいという気持ちもあるんですが、例えば自分の責任範疇のもので、誰かに提出するっていうものは、とても間違いが気になります。
なんでかっていうと、単純に、他人にミスを指摘されるのが恥ずかしいし嫌だからです。
なので、そうならないようにチェックが細かくなるんですよね。完璧ではないけれど、完璧にしたいという目標を持ってる完璧主義者だからでしょう。
こんなこと言ってても、このブログで誤字や脱字があるかもしれませんが!笑
誤字や脱字に関することで、ちょっと具体的に話をすると、「そこ気になるところ?」って言われるとこが気になってしまうんです。
どんなところかと言いますと、
『運営規程』を「運営規定」と書いていること。
正しくは『運営規程』ですよね。これは、「規程」の意味を知っていれば、間違えることはないんですよね。
規定・・・個々の条文ってことです。
規程・・・個々の規定の全体を表します。
運営規程というのは、『介護保険事業所等を適正に運営しますよっていう内容と、利用者に対して適切なサービスの提供を確保するために、事業の目的や運営の方針、定員等の重要事項を記載した規程であって、事業所の基本的事項と重要事項を事業所の内外に示すもの』になります。
私がよくびっくりするのは、事業所の管理者を務めているのに、運営規程を『知らない』とか『何ですか、それ』とか『読んだことありません』って声を聴くことです。
そのように運営規程を知らない人でも、管理者にしたっていう法人の体制にも驚きます。
あと、他に、本当に細かいことなんですが・・・
訪問看護計画書や訪問介護計画書など、利用者だけでなく、ケアマネさんや主治医等の関係機関に提出するものや、サービス実施記録などでよく見かける誤字なんですけど、
ベッドをベットって書いたり
パッドをパットって書いたり
バッグをバックって書いたり。。。
「意味」を知れば間違えることがない言葉を、間違えて書く人が結構いるんですよね。
ベッドは「寝台、寝床」のことです。ベットは「賭けること、賭け」です。
パッドは「やわらかい材質の当て物」という意味です。パットは「かるく叩く」という意味です。
バッグは「カバンや袋」です。バックは「後ろや背面」です。
他にもバッドとバット、ドッグとドックなど、結構あります。
余談ですが、上記パッドについての意味を知った上で、CMとかで気になりませんか?「バン○リンコーワパット」って表記してること。私は、とても気になっています。商品名だから、意味は関係ないのかも!?
どうも日本人は、外国から入ってきた言葉で、小さい『っ』の後に濁点の付いた言葉を話すのがうまくできない?できなかった?ようですね。
それに、「話し言葉」と「書き言葉」の違いもあるようです。
私が思うのは、医療や介護の専門職で働く人たちが、一般的に使う言葉であっても、専門分野で多用する言葉は、専門職だからこそ、きちんと正しい表記で記録とか書いたらいいのになって思うんです。
たかだか、パッドをパットっ書いたからって問題ある?通じるからいいっしょ!って言われたらそれまでなんですが、
これって、『意味を知らず』にいるってことでしょ?
私は介護業界に入って、結構書類が多いなぁって思いました。そして、管理職をしていた時も、実地指導などで、行政から指摘や指導、注意されないために書類を作っていたことがありました。
これって、事業を継続するためには必要ですが、本来の「介護事業の目的」や「書類の意味」知らないってことなんですよね。
管理職が書類の意味を知らずに仕事してるんですから、現場スタッフが意味を知らずに言葉を使っても、誰も気づかないし、修正もないですよね。
って思うんです。
でも、この話をすると、細かい男だねって、よく言われてました。
細かいのかなぁ?間違った言葉を使ってるの、私は恥ずかしいから、正しいことを知ったら直したいと思うんだけど。。。
それとも、今まで間違った言葉でも、誰にも何にも言われなかったから、使いなれた言葉がいい?
上司、社長やドクターが『パット』って書いてるから、そのままでいい?
間違ったことを正したり、正しいことをする時こそ、『人は人、自分は自分』でいいんじゃないかな?って。
今日は、細かくてめんどくさい内容になったかもですね!笑