昨日は、「知恵」が大事だよってことをお伝えしました。
今日は、経営者や管理者に必要な「スキル」を、私なりに語っていきます。
私自身の経験で、有料老人ホームを主体とした居宅サービスと、集合住宅を持たない本来のあるべき姿?の居宅サービスの、運営・管理の経験がありますが、特に、住宅を持たない居宅サービスにおける経営者、管理者向けにお伝えしていきます。
経営者、管理者ともに必要な「スキル」として、私は3つ必要だと思っています。
1つ目は、論理的に考えることができること。
2つ目は、目標を達成するための戦略を立てられること。
3つ目は、強みを生かせるように、ターゲットを広げること。つまり、ニーズを社会に創り出すこと。
この3つは、最低限必要だと思っています。
まず、「論理的に考える」ですが、わざわざ書かなくても、わかりますよね?
事実に基づいて、理屈、筋道が通った考え方です。
よく男脳とか女脳とか言って、論理的ではないことを「正当化」してしまう人もいますが、そもそも、経営者、管理者は、男性でも女性でもなれますよね?
この事業は男性経営者のみ、この事業は女性経営者のみってのはありません。
男性女性関係なく、「経営者・管理者」という話になります。
社会において、男性でも女性でも、起業して成功している人はたくさんいますよね?
私の知る限りという狭い世界の話になってしまいますが、成功している経営者さんは、皆さん、論理的思考です。
非論理的なことは言わないし、感情的にならないし、事実に基づいた考え方をしますね。
事業計画を立ててみると、論理的思考ができているかどうか、自身で見つめなおすことができると思います。
もし、論理的でないと思ったら、修正すればいいことですね。
どう修正するか?
まずは、「事実だけ」に目を向けたらいいと思います。
事実から予測を組み立てていく。
訪問系の事業は、この事業計画を立てる時に、利用者単価をどのように設定するか?
ここが大きなポイントになると、私は思います。
ここでまず、「絵に描いた餅」にならないようにしたいものですね。
次に「戦略を立てられる」ですが、事業計画を立てたら、それを達成するようにしますよね?
まさか、指定申請時に必要だから作った、融資を受けるために作った、だけで書類の山に埋もれないですよね?
その事業計画を、計画倒れにならないよう、達成するように行動する必要があります。
以前、とある法人の事業計画を見せていただいたことがあります。
大赤字になっているのですが。
住宅併設での複数事業のところなのですが、数字がめちゃくちゃ。
それだけでなく、利用者単価が理想のみの「絵に描いた餅」、なおかつ、その事業計画は書類の山に埋もれていて、申請時以来見たこともなかったと。
これじゃ、ね。
戦略も何もあったものじゃありません。
問い合わせがあったものに対して行動し、会社理念や目標と違う方向で動いていたんですから。
それでいて、あぁでもない、こうでもない、と。
戦略がないんだから、受け身でしかない。
あたりまえの結果に対して、また、あぁでもない、こうでもない。
そして、営業しても繋がらないって。
その営業方法を聞いたんですが、まず、ターゲットも狭いしズレてるし、内容も、チラシも、行動も。。。
利用者獲得の営業ってね、ただ営業するんじゃダメなんですよ。
まったくダメではないけど、ソコソコまで。
とまぁ、2つ目としては、目先のことではなく中長期的な目標と、それに向かっての戦略を立てることが必要ってことです。
そして、ターゲットを広げること、ニーズを社会に創り出すこと、ですが、これも重要です。
介護保険事業だから、できることは決まってる。
その通りです。
明らかにできることは、決まっています。
しかし、えっ、こんなことができるのってこともあるんですね。
そして、ターゲットやニーズ、いわゆる市場に対してだけでなく、事業内部に対してもできることがあるんです。
まず、それをやることによって、市場へのニーズ創出へつないでいけたりするんですね。
実際、内部に対して、私が何をしたか?
介護系資格しかない私が、訪問看護ステーションの所長として、指定認可を受けて運営してきたんですね。
と、私の話になっちゃうところでした。
今回は内部ではなく、外部、すなわち市場に対しての話なのでね。
新しいニーズの創出。
それにはまず、現状を知ることから始まります。
リサーチすることですね。
まずこのリサーチができて初めて、ニーズの創出ができます。
どうやってリサーチしますか?
これには、相手から引き出すっていうのが手っ取り早い方法になります。
では、聞き出し方、引き出し方ってのがあるのはご存じですか?
もっとも簡単な方法は、躊躇わないことなんですが、それには注意点があるんですね。
ガツガツいけばいいってもんでもないので。
第三者話法ってのも、効果的です。
その第三者をどうするかってのがポイントになります。
この3つ目は、ちょっと文章での説明が難しいですね。
今の私のアウトプット力では、説明しきれない。
お話しする機会がありましたら、その時にでも!
ということで、今日は3つの必要な「スキル」をお伝えしました。
他にもあると思いますが、私は最低限この3つは必要と思っています。
話はガラッと変わりますが、明日は今のところ、またもやカヤックの予定♪
なので、今日1日頑張ったら、頭ン中アウトドアモード突入します。
ということで、今週末も、ビジネスとは思いっきり関係ないけど、仕事をしていく上で、活力が出てくるかもしれない、やる気が出てくるかもしれない言葉を羅列するシリーズになります。
明日は、何のドラマ?漫画?からにしようかな・・・