昨日は「シンプルに考える」ことが大切ですよってお伝えしましたが、今日は、「自分を変えたい」場合、シンプルにどうするのがいいかっていうことを、お伝えしたいと思います。
もし仕事において、成功するために自分を変えたいと考えるなら、「付き合う人や環境を変えましょう」です。
自分を変えるために、「こういう努力しなきゃ」とか、「あぁいうことしなきゃ」とか、「自己啓発本読まなきゃ」とかじゃなく、シンプルに自分の「環境を変えちゃう」ことです。
人って、周りの影響ってすごく受けると思いませんか?
このブログのシリーズ⑬で、「5人の法則」について書いていますが、その話と似通ってしまうのですが、違う視点からお伝えしていこうと思います。
「類は友を呼ぶ」
「朱に交われば赤くなる」
「麻の中の蓬」
「水は方円の器に随う」
などのことわざがありますが、似た者同士が集まったり、ずっと同じ環境にいることで似てきたりするっていう経験はないでしょうか?
本当は私はこんな人じゃなかったのに、この会社に入ったら、すっかり馴染んじゃった。とか。
ずっとこの上司と一緒に仕事をしていたら、口調が似てきた。とか。
気の合う人といるのと気が合わない人といるのでは、気の合う人といた方がいいですよね。
合わない人だったら、苦痛さえ感じるかもしれません。
今までの経験で、ちょっと人数が集まっておしゃべりした時とかに、すぐに愚痴や不満をいう集団とかなかったですか?
もしくは、ちょっと集まると、いつも前向きな話題で元気になる話をする集団とか。
集まったら、いつも趣味の話になる集団とか。
今はコロナの影響により少なくなったかもしれませんが、飲み会とかだったら、結構ハッキリわかりませんか?
この人たちとの飲み会だと、愚痴や不満が多い。とか、この人たちは、いつも前向き。とか。
私の場合、飲みに出かけるなら楽しく飲みたいので、愚痴を言う人たちがいたら離れます。二度と一緒に飲みにいかない。
ただ、愚痴ばっかり言っている集団が、居心地のいい人もいるんでしょうね。
自分も言いたいし、嫌な部分で変に共感しちゃったりして。
逆に、普段は趣味の話とか楽しいのに、何かのキッカケで愚痴が始まると、その環境に嫌気をさす人もいるでしょう。
嫌なところに、嫌な環境にいるのは、ストレスですよね。
なので、シンプルに、嫌なら離れてしまえばいいんです。
もしそれで友情関係がどうとかいうのであれば、それはご自分の判断です。
私は、一度きりの人生、ストレスのある環境でいるよりは、ない環境を選びますね。
全くストレスがないってことはないでしょうが、自分にとってマイナスに働く環境なら、避けていきたいものです。
悪い影響というか、愚痴や不満というのは、伝染しやすいものですよね。
それだけでなく、マイナスになるもの、悪影響って、すごく引き寄せる力が強いんですね。
なので、愚痴とか不満とかだけでなく、責任転嫁やその正当化など、マイナスにしかならない人や環境にいるとしたら、全力で離れることが大切です。
逆に良い影響というのは、ちょっと敬遠されがちな傾向もあります。
そして良い影響はなかなか伝染しない。
なぜ悪い影響は影響力が強く、良い影響は影響力が弱いのでしょうね?
良い影響を伝染するようにするには、どのような行動をとったらいいでしょうね?
全力で悪影響から離れるために、優等生ぶるつもりはなくても、悪い影響のある集団から、良い影響のある集団へ移ったとしたら、なんやかんや言ってくる人もいるでしょう。
あぁ、めんどくさい。こういうのすごい嫌な気持ちになります。
でも、周りの意見とかどうでもいいんです。
あなたは、その周りの人のために生きているのですか?ってこと。
違いますよね。
あなたの人生です。
なので、自分を変えたいと思ったら、付き合う人や環境を変えていくのが一番シンプルで、効果があるんですね。
あなたの人生ですから、あなた自身が決めることです。
その判断基準として、シンプルに考えましょう。
好きか嫌いか?嫌いなものはしない、好きなことをする。
あなたらしくいられるかどうか?あなたらしくいるようにする。
ここを考えてみるのがいいと思います。
変化する時、変わる時って勇気がいるかもしれません。
というか、勇気が必要ですね。
まず一歩踏み出す勇気、行動する勇気、この行動で、なりたい自分があるのなら、そのなりたい自分になれる環境に身を置くことで、いつしかその環境になじんでいくんです。
習慣って、その環境や行動などの中で、いつの間にか、継続し続けているうちに馴染んでいって習慣づいていきますよね?
考え方や行動も、意識して変えられるものです。
なので、それが習慣化されるように、あなたの周りの人や環境を変えるのが、一番シンプルで効果的な「自分を変える方法」になるんですね。