お知らせ

魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよ

コンサルタントとして仕事をしていますが、決して詐欺師ではないですし、ボランティアでもありません。事業として行なっているので、報酬はきちんといただきたいものです。

しかし、報酬面に重きを置いていない私のスタンスは、『変わり者』だと言われたことがあります。

どういうことかといいますと、知人との会話の中で、コンサルティングに対しての考え方を語り合った時のことなのですが。

まず、クライアントに対して何らかの専門のサポートをし、報酬をいただくのがコンサルティングです。そして、可能な限り長い期間を、継続してサポートをしていくということが、安定した収入に繋がります。

コンサルタント側からすれば、こういう報酬の得方が一般的かつ理想なのかもしれませんが、クライアント側からしたら、外部の人間に対して出費を出し続けるってことになりますよね。

もし私がクライアントの立場だったら、私の不得手な部分をコンサルしてもらい、コンサルから知識や技術を少しでも早く習得して、自分達で補えるようにしてしまいたい、と考えます。

このような私の考え方を、知り合いに話したことがあるのですが、その知り合いは、

クライアントの気持ちはわかるけど、コンサルタントとしては、と話しました。

もし自分がコンサルするのであれば、すべての知識や手法を伝えるのではなく、知識などは小出しにして、少しでもコンサル契約期間が長くなるように、サポートしていく。と。

考え方なので人それぞれなのですが、私の考え方は、コンサルタントとして『変わり者』なのでしょうか?

私はどのクライアントにも必ず言います。

コンサルがいるからいつでもなんでも頼れるとか、頼んだらやってもらえるという考え方はしないでください。

しかし、いつでもなんでも聞いてください!私の知っていることや知恵は、いくらでも提供します!

でも、聞く前に調べるってことが大切です。調べ方がわからないのであれば、調べ方を伝えます!と。

そして、『聞いて終わり』ではなく、自分たちのモノにしてください。手法を学び盗み、自立してください!なんです。

私のコンサルのやり方は、『魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよ』なんですよね。状況によっては、釣り方だけでなく、釣るための道具や準備から教えるんですけどね。

これをやらずに、魚を与えることをするのなら、

つまり、書類作成でもなんでも、結果だけを求めるなら、たぶん、私がやってしまえば、かなり早く片付くでしょう。

しかし、それだと、

ずっと私をコンサルとして利用し続けることになりますよ?出費が継続しますよ?

自社内で解決できたら、コンサルの経費は削減できるんです。元々の事業計画に、コンサルを利用し続けて、その分まで予算に組み込まれているなら、経費の想定内ではあるんでしょうけどね。

何が正解かは私にはわかりませんが、私を利用したいと思っていただけたなら、活用してください!

そして、よく言われることがあります。『そこまでやってくれるんですか!』って。

そうですね、専門外であっても、私の知っていることや提供できそうなものはサポートさせていただきます。

わからないことは、一緒に学んでいきたいと思ってますし、そうしてます。

自称、クライアントの『非常勤従業者』ですから。

一覧を見る

pagetop