文章が苦手って人いますよね。私も得意ではありません。ただ、読み手が一人でもいるならば、どうやったら伝わるだろうか?ってのをいつも考えています。
目標としているのは、介護のことをわからない人が読んでも、内容がわかる文章です。かといって、専門用語の具体的説明まではしていませんが。
話を計画書作成に戻しまして、
計画書作成するうえで文章作成に困るところってのを聞き取りすると、
「目標」「評価」が特に多いですね。そして特にサービス提供責任者さんからの声がほとんどでした。
そうですね、まず「目標」を作成するにあたって大切なこと。
それは目標設定する際の目的を理解することです。
では「目標」を設定する「目的」は?
それは第一に「ヘルパーや看護師が、何のために支援しに利用者のところへ来ているか」ということを、利用者に理解してもらうため。
そして次に、実際に訪問するヘルパーや看護師が「何のために訪問しているか」を意識して支援するようにするためです。
これは、目的(誰に向けて何のために)を理解したうえで、「どのように文章で表現していくか」がポイントですね。
そして、「読み手に対して思いやりを持つこと」も重要なポイントです。
利用者さんとヘルパーさん(看護師さん)のためにってことですね。
「文章表現力を向上」させるには、訓練しかないと思うんですよね。上手だなって思う人のマネをしてみたり、文章構成を考えてみたり。
あと、自分がどういう文章で表現したら伝わりやすいか、いろいろな本を読んでみるのも良いと思います。
本を読むのが嫌いだった私が読書を推奨すると、昔の私を知っている人は「読書嫌い!」って言ってたしょ!って思われるかもしれませんが。
確かに読書は嫌いでした。それは二年前までのことです。前職における法人のシステムで読書が義務?だったのですが、その義務の中で本を読んでいるうちに習慣化され、本を読むことが苦にならなくなったんですよね。不思議なものです。
また脱線してしまったので、話を戻しますが、
文章を書くときの目指すところっていうのは、「誰が読んでもわかりやすく、誰もが読みやすい文章」だと思うのです。
私もブログを書く時に、とても意識しています。
そう、意識すると、わからない言葉や言葉の使い方を調べたり、自分の書いた文章を、何度も何度も読み返します。
まだまだ未熟な私ですが、上記以外にも、文章を書く時に強く意識しているものがあります。
それは、「短文で表現する」ことです。
書きたいこと(言いたいこと)、伝えたいことを、思いのままに書いていくと、不思議なもので、文章がとても長くなります。
いろんなことを伝えようと思うから、文章をつなげてしまうんでしょう。私の推測に過ぎませんが。
ただ、私の文章に対して「読みやすい」言ってくださる方々がいるので、これはとても嬉しいことです。
伝えたいことをどうやって伝えるか?
結論から言えば、シンプルに表現することですね。
シンプルとは?
主語と述語、一つの主語に対して、述語で文章を「終わらせる」ことですね。これってシンプルですよね?
読み手も、「これがどうした。」「あれはこうだ。」という文章のほうが、読みやすいし、頭に入ってきやすいですよね。
ただ、全部が全部、主語と述語だけでは文章が成り立たないので、主語と述語の間に入る言葉をできるだけ短いものにすると、かなり読みやすくなるんです。
例えば、
①私が、明日、打ち合わせをするために、伺います。
②明日、打ち合わせをするために、私が、伺います。
主語と述語をわかりやすくするために、句点を多くつけて書いてみました。
①と②、どちらも同じ意味ですよね。
読み比べてみて、いかがでしょうか?
②は主語のすぐ後に述語が来ています。
目的となる文章がどこに来るかで、強調されるポイントが変わります。
主語と述語の間の距離?が近ければ近いほど、主語が強調され、主語と述語の間に目的となる文章が入ると、目的の部分が強調されます。
同じ文章でも、ちょっとしたことで伝わり方が変わると思うんですよね。同じ内容でも、です。
こういうこともあるから、文章って難しくなっちゃうのかもしれませんね。
実際、言葉がちょっとでも欠けてしまったり、文章の構成によっても、読み手の受け取り方が大きく変わってしまうことがあります。
だから思うんです。冒頭の方に書きましたが、
文章は苦手であっても、「読み手が誰なのか」を意識して、その読み手に対して「思いやり」をもって文章を作成すればいいのではないかと。
受け取り方がちょっとズレてしまったとしても、読み手の方を思いやって作成したならば、読み手に「どんなことを伝えたいか」はいつか必ず伝わると、私は思います。
私も、これからも毎日ブログを書いていきますので、努力し続けます。