この自助論のすべてを表している言葉といってもいいよね。
「天は自ら助くる者を助く」
容易に人に頼ることなく、自分で努力するという自助の精神。
人に頼るのは簡単で、例えばわからいことを知ってる人に聞くという行動は、ついついしてしまいがち。
ただ、何かを覚えるとなった場合、今までのあなたの人生を思い返してみてほしいんだけど・・・
聞いた時は、聞いてすぐだから行動に移した時にすぐできるというか、しばらくは記憶に残っていると思う。
でも、身についたかといえばどう?
もちろん、人に聞くのが得意で、その聞いた後に覚えることを反復して身につけていくっていう方法もある。
それが、合っている人も少なからずいると思う。
しかし、そういう人ばかりとは限らない。
俺の知る限りだけど、多くの人は、自分で調べて、自分で苦労して学んだ方が、自分のものとして身についていると思うんだよね。
違うかな?
少なくとも、俺はそう。
聞いたことは、その時だけのことが多い。
ただ、聞くのが悪いとは全く思っていない。
聞くことは手段の一つで、知るためのとっかかりの一つ。
聞くこと=覚えるにならなきゃいい!
聞いたことを身につけるには、調べるという行動を必ずとる。
この自分で調べる、という行動が、俺の記憶に残っていく。
聞いちゃダメとかじゃなくて、聞いたとしてもその確認を取る。
自分でも調べてみる。
この行動をすることを、忘れちゃいけないと思うんだよね。
一番身につくのは、誰にも聞ける人がいない環境に身を置くこと。
すべて自分で考え、自分で判断し、決断し、行動していかなければならない状況にする。
これが、いろんな意味も含めて、自身を成長させてくれる。
そう思わない?
知ってる人に頼りたくても頼れない。
自分で何とかしていくしかない。
こういう状況で、どう工夫して、どう努力していくか?
これが、あなたの知識となり、知恵となっていく。
そう思うんだよね!
自助の精神、大変かもしれないけど、これが癖というか習慣になったとき、一回りも二回りも成長できると思うなぁ。
自ら努力する。
逃げたくなる時に、踏ん張れる力。
若い時に、逃げた経験がある俺は、年齢を重ねて実感している。
何歳からでも、努力できる。
っちゅうことで、今日も頑張りましょう!
したっけ、じゃ!