パン屋から脱走し、逃げて退職。
中途半端な、俺のハンパ人生の始まりだね。笑
食いっぱぐれがないだろうと、食品関係の仕事を探す。
車で10分程度の工場。
豆腐屋さんがあったんだよね。
豆腐やしらたき、こんにゃく、がんも、油揚げの製造工場。
給与がソコソコ良かったのと、なんせ家から近い。
それに最初はフルタイムパートだけど、正社員登用後は幹部候補生って言葉にひかれてね。
応募して、即採用されたよ。
まず、朝早い仕事だけど大丈夫かってことで、朝はめちゃめちゃ強いんでね。
問題なし。
そして、残業も、休日出勤も可能ってことで、どんな働き方でもします!ってね。
配属された部署は、充填式の絹豆腐の部署。
ちょうどそこの責任者が辞めるからってことで、引継ぎを受けながら働いたよ。
温度管理とにがりの量と入れるタイミングに注意するぐらいで、そんなに難しい仕事ではなかったよ。
そして、年配者からも可愛がってもらって、揚げや新作の研究などもやらせてもらえたね。
とてもよく可愛がってくれたのは、東京でサラリーマンしてて、脱サラして北海道移住してきたおじさん。
移住してきたけど、収入がまだ足りないから、アルバイトって言ってたね。
口達者でね、やっぱり武勇伝を聞かされた。笑
俺も武勇伝?を話しちゃう時あるけど、武勇伝って、聞きたくない人には酷な時間だよね。笑
そのおじさん曰く、ここでずっと働くのはやめとけ、と。
ただね、ハンパ人生始まっちゃったけど、俺の父親は一流企業でずっと働いてたし、母親も銀行員で、転職とかと無縁の人だったから・・・
できれば、一生もんの仕事って考えてはいたんだ。
それで決めたのが、食いっぱぐれがないだろうっていう食品関係ね。
とっても安易な考え。笑
ただね、マイナスな発言、誘惑って強力でね。。。
ここで一生働くってことに決めていいのかなぁって揺らいだりして。
まぁ、ちょうどそんなことを考え出したのが、入社して3ヶ月。
そういや、正社員登用は3ヶ月経過後だった。
あれ、工場長は何にも言ってこないや。
俺は、正社員になれないの?
充填豆腐の、もはや責任者として、業務を采配してるけど?
4ヶ月たっても何もない。
しびれを切らして、直接専務に聞いてみた。
そうしたら、正社員登用の話なんてないよ・・・
えっ?
んっ?
どういうこと?
面接してくれた人は辞めちゃってて、パート雇用としか聞いてないって。
でも、責任者から業務引継ぎして、俺、仕切ってるけど?
どうしても正社員になりたいなら考えるけど、給与は16万から・・・
はぁぁぁぁぁ?
まっ、話にならない。。。
正社員になった方が、給与が下がるってどういうこと?
って感じ。
ここで、脱サラおじさんに相談して・・・
退職を決意。
この職場で学んだことは・・・
豆乳が毎日飲めて、なんか健康的だったこと。笑
それと、面接の時に、条件面をきちんと確認すること。
かな。笑
そして・・・
そしてまた、アルバイト北海道とデューダのお世話に!笑
次は、どんな仕事をしよう?
スーツを着る仕事をしてみたいな・・・
って感じで、職探しをしました。
この次の職が、これまた俺の人生にいろんな影響を及ぼしたのでした!
ってことで、今回はここまで。
次回は、この転職先のお話を書いていきます。
では。