管理者さんは、従業者さんに運営基準を遵守させる責任がある。
これは、運営基準を読んだら、明確に記載されていることです。
何度も何度も私のブログで出てくるので、うざったいかもしれませんが、運営基準は事業所が運営していく上で守る必要がある「最低限」のルールです。
この最低限のルールを知らないで、どうやって運営していくのですか?
これを私は、声を大にして言いたい。
申請する時に、誰を管理者にするか決めて、その管理者さんの経歴を見て、管理者にふさわしいと判断したから申請したんですよね?
その管理者さん、最初はわからないことがあったとしても、自分がこれから運営していく事業のルールを知らないまま運営していきますか?
あなたが経営者さんだったら、どうですか?
事業の内容を知らないで、管理者さんが事業を運営していくことを、どのように思いますか?
そして、あなたの法人では、法令遵守責任者は誰になっていますか?
この質問をすると、法令遵守責任者って何ですか?
社長じゃない?いや部長かな?
なんて声が聞かれるんですが、介護保険法を知らないんですか?って。
ここもツッコミたいことをおっしゃる人が結構いるんですが、この質問をすると、「普通、社長じゃないの」って。
普通って何?
なぜ社長?
法令遵守責任者の意味、「業務管理体制の整備」って知ってます???
今日もまた、どんどん話がズレていってしまってますが、ここまでで管理者さんが運営基準を知っていなければならないことは、伝わってますよね。
では、運営基準を知らない管理者さんが、事業運営の書類を作成したらどうなると思いますか?
まず想像できるのが、必要な書類を準備しないってことですね。
次に、書類を準備しても、整合性が取れていないってことが大いにあるってことです。
何とか、ブログ内容を本題に戻せました!
申請者が申請書類を作成し、運営上の書類も作成すれば、整合性を取りながら書類を作成するでしょう。
たぶん。。。
しかし、整合性を考えずに、ダウンロードした書類を流用したり、あと最近ありますよね、マニュアルを無料で差し上げますっての。
そういうのを利用して、その後の内容確認をしていないってことも多いんです。
マニュアルや書類を揃えたらOK!
なんですが、「揃える」って意味を知ってますか?って。
あればいいてことじゃないんですよ!!!
マニュアルや書類は、今後運営していくために活用していくものです。
飾っておくものではないんですよね。
あなたの事業所は、マニュアルがすぐに見れるところにありますか?
スタッフさんは、マニュアルのある場所を知っていますか?
皆さん、マニュアルは一通り目を通していますか?
飾り物のマニュアルなら、無い方がいいんじゃないでしょうか?
紙の無駄ですし、労力の無駄ですよね。
活用しないなら、「活用しないから必要ない」って、堂々と運営指導等で回答すればいいんです。
その結果どうなるかは、責任は持ちませんが。
しかし、作成するなら活用する。
あたりまえじゃないですか?
活用しないものでも、運営指導や公表制度とかで調査項目にあるから作成する?
それって、「制度の為」の運営ですよね?
利用者さんのために、スタッフさんが働きやすいようにするための「運営」じゃないですよね。
あなたは、なぜこの事業をやろうと思ったんですか?
目的や理念があるはずです。
だったら、そのために、その実現のために、必要な書類をきちんと準備し、活用しましょうよ!
また話がズレてきた。。。
私は本当に「アウトプットが下手だなぁ」って思っちゃいます。
でも、着地点はこじつけでもちゃんとします!笑
全部の書類の整合性のことを伝えてもいいのですが、それをするとデメリットが二つあります。
一つは、このブログを読んで気づくことができた管理者さんが、自分で調べるということをしなくなってしまう恐れがあるってこと。
もう一つは、私のビジネスが不要になるってことですね。笑
まぁ、介護事業を運営するのに、コンサルを導入せずとも、自社内のスタッフのみで実施していくのがいいとは思うんですよね。
収支面においても。
ただ、行政以外の「第三者の目」があるって、とっても重要だって知ってますか?
自社内に、第三者の視点で書類や運営状況を見れる人が、権威?責任のある立場の人にあれば問題ありませんが、そうではない場合。。。
自社に都合よく、書類や運営を見てしまうんです。
自社に都合よく、物事を「解釈」してしまうんです。
そうして、「見落とし部分」ができて、それが積もっていってしまうんですね。
その部分を考えると、私のビジネスが存在する価値はあるかなって思っています。
ちなみに私が得意なのは、書類同士の整合性をみていくことですね。
あとは、効率よくって考えた時の知恵を出すことでしょうか。
あっ、また話が。。。
どうしようもないですね。
でも、いつもこんな私のブログに付き合っていただいて、ありがとうございます。
そう、明日!明日こそ!明日6月3日金曜日こそ、このお話を完結させます!
ということで、今日はこの辺で。
決して内容を引っ張っている訳でないので、そんな期待するような内容ではないです。
普通っていうか、一般的に整合性を考えたら気づくことなんですが、整合性が取れていなかった事例の一部をお伝えするだけなので。
昨日「苦情」に関することをちらっと書いたので、そこを詳しく書いていきますね。
では。