金曜日にお伝えしたように、判断や決断について、私の考えをお伝えします。
まず判断ですが、判断の意味は?って聞かれたら答えられますか?
次に決断ですが、こちらも決断の意味は?って聞かれたら?
判断よりも決断の方が、行動するにあたっては「強い」と思うんですね。
つまり、行動するには決断することができないとならないのかなって思っています。
判断だけだと、行動に移すかどうかっていう部分が弱いかなって。
その上で話を進めていきますが、判断する場合、あなたは何をしますか?
私の場合は、まず現状を整理しますね。
それから、もしくは同時進行で情報を集めます。
個々で必要な能力としては、「整理整頓」と「情報の収集力」ですね。
整理整頓っていっても、身の回りの物を整理することではなく、思考というか脳の中や現状を整理するってことです。
私の思う一番いい方法は、整理することに関すること全てを、文字として書き出すってことですかね。
まずはただ書き出して、今度はそれを分類していくって方法が、整理しやすいかなって思います。
まぁ人それぞれやり方はあるので、あなたのしやすい方法が一番いいでしょう。
ただ、うまくいかなかったりした場合、こんなやり方もあったなって試してみる価値はあるかなって思います。
次に情報の収集ですが、今はほとんどの人が「ネット検索」しているんじゃないでしょうか?
どのくらいの情報を集めますか?
このネット検索ですが、きちんと正しい情報にたどり着いていますか?
誤った情報を信じていませんか?
情報の裏を取ることをしていますか?
判断するのに、誤った情報をもって判断したら、どうなるでしょうね。
情報を集めるにしても、いろいろ工夫やコツが必要なんですよね。
そして、どのくらいの情報を、どの視点から集めるか?
視点も少ないと、偏った情報になってしまいますよね。
では、その視点はどうするか?
これこそ、先週くらいにブログで書いていますが「全体像の把握」なんですね。
全体像が見えていれば、視点が決まりますよね。
見落とす視点は少ない方がいいです。
もちろん見落とす視点は無いに越したことはありませんが。
そして、どのくらいの量の情報を集めるか?
これも、多ければ多いほどいいってもんじゃあないんですね。
なぜか?
判断するあなたの軸が定まっていたら、たくさんあっていいと思います。
ただ、例えばこれから起業するとなった場合、経験がないもしくは少ないものを決定していくことになると思いますが、判断する軸が定まっていますか?
たくさんの経験があれば、判断する軸ってありますよね。
判断軸とでも言いましょうか。
判断軸が無い、もしくはぶれている場合、情報に振り回されて、判断まで行かなくなってしまうことが考えられます。
それだけでなく、誤った情報を信じてしまうこともあります。
最近というか、コンサルをするようになってからよく聞くことなんですが、「YouTube見て勉強してます」とか「Twitterで」とか。。。
これ、どんな情報があるかってことを知るにはいいと思うんですが、これを情報源として判断材料にしない方がいいと思いますよ。
まず、特に事業開設とか運営指導のYouTubeで、思いっきり「間違い」を堂々と発信しているユーチューバー管理者さん?ユーチューバー社長さん?がいます。
誰とは言いませんよ。
発信するのは、その人の自由なので。
ただ、あなたがそこから得る情報、お金を支払っていますか?
きっと無料で視聴していますよね?
無料には無料の価値しかないってことです。
ここはハッキリ言います。
無料で伝えてもいい情報なら、無料にするでしょうが、金銭の授受が発生していない以上、責任の度合いが全く違いますよね。
ましてや一方通行の情報だったら、あなたがどのように受け取ったかまでは、発信者は知る由もありません。
つまりは、無責任な情報になるんですね。
それでも信じる人がいるから、登録者が増えて、収益化に繋がっていくんでしょう。
視聴者からいただいたお金ではないから、特定の視聴者に対してっていう責任感はないでしょう。
そして次に、ローカルルールを発信しているケース。
全国の人が視聴しているのに、その地域のルールを発信していたら?
YouTubeは、情報を知る上では、とても有効な手段だと思います。
しかし、それを元に判断するのは良くないと思います。
裏を取ったら、そちらから判断しましょう。
なぜなら、あなたは介護事業を始めるんですよね?
介護事業を運営していくんですよね?
だったら、本来情報を集めるべきものは、行政や制度に関する法令・資料でしょう。
少なくとも、運営基準、設備基準、人員基準そして、各指定権者の事業開設に関するガイドライン的なもの。
これらの部分を、なぜユーチューバーさんやSNS投稿から学ぶんですか?
ユーチューバーさん達が、間違いなく正しい情報を提供してくれますか?
〇護財団とか〇護協会とかへ問い合わせたしても、誤った回答がくることもあるんです。
さらには、行政の担当者ですら、解釈が異なることがあるんですよ。
厚生労働省の人でも、回答が異なることがあるんです。
そういう状況のモノを、誰から学ぶか?
行政の人が間違えてたらって・・・ねぇ。
だからこそ、行政関係者から正しい情報を得ること、そしてその情報を正当なものにすることが必要になるんですね。
運営指導等で指摘されたとして、「以前指導担当の〇〇さんが言っていたんで」って答えたとしましょう。
もしくは「〇護協会の人から教わったんですが」って。
そうしたら、「それはその担当者の解釈ですが、法令ではこう解釈されるので、あなたの受け取り方が違ってたんじゃないか」って。
「誰が何を教えてくれたかはわかりませんが、法令ではこうなっています」って。
わかりますか?
これが、私の経験してきた状況です。
このような状況なんですから、責任の少しでもあるところから情報を得るべきですよね?
YouTubeで勉強って。。。
私は個人で、ビジネスとして情報を発信しているので、真剣ですよ。
ウソや誤ったことを発信し、嘘つきや詐欺師と評価されちゃったら、お仕事来なくなってしまうのでね。
って書いていて、今ふと思いました。
思いっきり脱線しまくってる!!!
余談でしかない。
判断する前段階の話ばかりになっちゃいまいた。
という状況なので、明日、「判断」「判断力」に関することをお伝えし、明後日「決断」「決断力」に関することって分けていきます。
やっぱり話がズレちゃうんだよなぁ。
でも、でもなんですが、この余談のようなものの方が「勉強になるんだよ」って言っていただけることも多いんですね。
なぜかっていうと、私の経験上の話なので、経験していない人からしたら、貴重な「情報」になるそうです。
ということなので、今後もバンバン余談の多いブログを書いていきます。