私が考える「一喜一憂しない方法」についてお伝えします。
まず大事なのは「モチベーション」の維持だと思っています。
モチベーションで左右されてしまっては、目的や目標にはなかなかたどり着けないでしょう。
これは、あなたの中の問題でもあるのですが、「勝手に」期待をしてしまっていることから、起こるものではありませんか?
そして、期待通りでない、もしくは期待を大幅に下回ることに対してのショック、凹み。
期待することは悪いことではありませんが、あなたのモチベーションを左右するのであれば、期待しすぎずってとこにとどめておいた方がいいですね。
そして、期待しないからといって、やる気を出さないわけではありません。
結果がどうであれ、期待はせず、諦めることもしない状況をキープする。
モチベーションを維持するとは、こういうことになると思います。
では、どうするか?
たった二つのことをするだけです。
それは、ゴールを常に見ていること。
そして、自信をつけること。
この二つです。
ゴールを見るというのは、どういうことか?
その仕事の着地点を見る。
つまりは、目的が明確になっているとでも言いましょうか。
今のあなたの行動で、未来がどのようになるか?
人は誰しも先が見えませんよね。
先が見えない未来に向かっていくのって、しんどくないですか?
ちょっとした考え方なんですが、ゴールがしっかり決まっていて、そのゴールにたどり着くために「今」とか「今日」って考えてみてください。
例えば、小さな目標からでいいんですが、あなたの事業を継続していくためには、毎月200万円の売り上げが必要だとします。
200万円を達成するため行動を、「今日」するんです。
達成するまでは、すべてが途中経過に過ぎませんよね。
途中経過の段階で、ショックを受けて凹んでいても、達成はできません。
ということなんです。
ゴールが見えていないから、目先のことで「一喜一憂」してしまうんですね。
とは言っても。。。
って声が聞こえてきそうですが。
なので、途中経過の段階で凹まない方法が、二つ目です。
「自信をつける」こと。
自信をつけるにはどうしたらいいの?
一番手っ取り早いのが、200万円達成しているゴールは実現するものであると、強く信じることなんですが。
それも難しいのであれば、シミュレーションするのがいいでしょう。
200万円というゴール。
それを達成するための行動は?
どう行動したら、200万円になる?
その行動をするのに必要なものは?
あなたができるすべての準備をするってことですね。
そしてその準備を継続して怠らないことです。
達成するための準備をしているのですから、自信がつきますよね?
うまくいかない時があっても受け入れられますよね?
自信というのは、自分の能力や価値などを信じることです。
達成するための準備を、十分にしていたら自分を信じられるでしょ?
それでも100%完全な人っていませんから。
プロって聞いたら、何を連想しますか?
男性ならプロ野球選手でしょうか?
女性なら何なんだろう?
プロ野球選手で、100%の結果を出している人っていますか?
全打席ヒット、全投球三振。
いないんです。
打者で言えば3割を超えたら、優秀なんです。
10回中3回のヒットで優秀なんです。
その3割のために、いろいろな練習をしているんですね。
これが準備です。
あなたの目標を達成するためにできる準備。
利用者さんを獲得すること。
そしてその利用者さんに継続して利用していただけること。
利用者さんに喜んでいただける支援をするには、技術や知識向上、接遇などの努力が必要ですが、その前に利用者さんを獲得しなければ、いくら提供するサービスが素晴らしいものであっても、提供する場がなければ意味がありません。
では利用者さんを獲得するには?
営業する、つまりは集客ですね。
集客するためにあなたがしていること。
「やりきっていますか?」
「やっていないことはありませんか?」
シミュレーションがきちんとできていたら、準備ができるんです。
準備が万全なら?
自信になりませんか?
イチローって有名ですよね?
努力の天才。
イチローって、毎年200本安打達成っていう偉業を達成したことで有名だと思います。
年間成績のことですから、シーズン中は三振もアウトもたくさんあります。
イチローも3割打者です。
4割ではないんですね。
どんな結果であっても、腐らず冷静にやるべきことを継続する。
それが最終的に200本安打となっていたんだそうです。
「一喜一憂」するのは、人間らしくて良いことでもあります。
でも、結果を出さなければならないものにおいて、それで停滞、もしくは衰退するのであれば「無駄」です。
喜んでばかりでも、成長しない。
憂えていても、成長しない。
喜びから自信をつけ、今後も継続していけるよう、成長していけるよう「反省」し、努力をしていく。
憂いから「反省」や「対策」をし、準備をする、努力する。
こういうことだと、私は思っています。
なので、営業戦略もなく、営業技術もなく、営業を知らずに出た結果は「ラッキー」だっただけ。
ただ、「ラッキー」が続けばいいでしょう。
しかしそこに保証はない。
だとしたら、どこかできちんと戦略をたて、技術を学んでいくなど、これらを実施することが準備ではないでしょうか?
話がどんどん違う方向に行きそうなので、強制的に戻します。
喜ぶことは、悪いことではありません。
むしろ、良いことだと思っています。
憂えることも、悪いことではありません。
それらを出すのは、結果が出た時でいいんです。
そしてその結果というのは、目先のことではなく、あなたの目標、ゴール。
途中経過では「一喜一憂」ではなく、「反省」をする。
「反省」って聞いて、良くないイメージを持つ人もいるみたいなんですが、次回は「反省」について、お伝えしようと思います。