昨日は、「知識」について、知識の得方をメインにお伝えしました。
知識が大切なことは、あなたもご存じですもんね?
ただ、知識を得る時に、ちょっと簡単にできる方法があったらっていうことで、その方法をお伝えしたんですね。
なので、今後知識が蓄積されていくかどうかは、あなた次第です!
これはね、他者がどんなに協力しても、アドバイスしても、お手伝いしても、蓄積できるかどうかは、本人次第なんですよね。
ということで、今日は「知恵」のお話をしていきます。
それと、ブログの最後に、「ちょっとした発表」をします!
知恵が大事なのは、あなたもよく理解していることだと思います。
世の中において、知識をいくら振りかざそうと答えを出すことはできませんが、知恵は答えそのものなんですね。
成長していくには、答えが出ることをし続けなきゃならないですよね?
得た情報を知識として蓄え、その知識から知恵を出す。
あなたがどのように解釈して、そして、どのようにあなたの仕事に取り入れたか。
知恵を出せるか出せないか、これが他者との差になっていきます。
では、知恵の出し方は?
有名な言葉で「まず汗を出せ、汗のなかから知恵を出せ。」
経営者さんや管理者さんで、知らない人はいないだろうっていう人の名言です。
松下幸之助さんの名言ですね。
ビジネスをするなら、知識じゃない、知恵だと明言しています。
ただし、知恵を出すにも、大前提として知識が必要。
つまりは、ビジネスをするなら、知識はあって当たり前の状態。
知識がなかったら、蓄えなさいってこと。
それから、熱意をもって汗をかいて、汗をかいて、汗をかいて、経験値を増やし、その蓄積された経験から知恵が出るっていうことなんですね。
私はいろんな経験をしてきたので、まさにそうだよなぁって実感しています。
ところで、ビジネスをするということは、経営をする、運営をするっていうことになりますよね。
つまり、知識を増やしつつ、汗をかいて経験値を増やすことを継続して、その結果、経営者や管理者になっていくもんなんですね。
また知識の話になってしまいましたが。。。
経験の差が知恵の差になっていくとも言えますが、知恵が出ることで、他者との差別化も図れるようにもなります。
強い想いをもって開設した事業、結果を出し続けて、継続していく必要がありますよね?
半年か一年でつぶそうとは思ってないですよね?
いくら需要がある事業だとしても、何の努力もしなかったら、業績は伸びません。
差別化もされなく、特色も特徴もなかったら、あなたの事業所が選ばれる理由は何でしょう?
ただ運営していくだけで、成長できるものってないんですよね。
もし何もしてなくても順調って言うのであれば、それは、あなたが努力していることを謙遜しているか、もしくは順調と見えていても「衰退」へと向かい始めていますってことです。
知恵を出し、事業に取り入れ、そして継続する事業となり、社会貢献につながっていく。
社会貢献ができているから、継続していけるとも言えますね。
そのためにも、知恵を出すことは重要です。
知識だけでは、運営できません。
じゃぁ、介護業界での知恵って何?
運営基準とか基準が定められているから、知恵とかよりも、その基準に従って運営すればいいんじゃないの?
需要があっても、基準通り運営していても、知恵を出さなきゃ、廃業一直線ですよ。
実際に廃業している事業者は、コロナの影響もあったのかもしれませんが、2020年は573件だそうです。
逆に開業したのは、2746社だそうです。
コロナの状況は同じ、その中で開業した事業者があり、そして廃業した事業者もある。
これは、どのように運営したか?どのように経営したか?
この差だと思うんですね。
この「どのように」というのが、知恵なんです。
コロナだ、困った、どうしよう。
どうしよう、どうしようって騒ぐしかできないのは、衰退へまっしぐら。
どうやったらいい?どうやっていこうって考え方があれば、存続し成長へ。
話を戻して、介護業界での知恵の出し方はどうするか?
法令等を読みましたよね?
知識は蓄えられていますよね?
まずは実際に運営しましょう!
行動して、いろんな経験をしましょう!
そう、これをしていけば、これってどうする?こういうう時はどうしたらいい?って場面が必ずあります。
その時に基準を読み返して、新たな解釈があったら、それが知恵なんです。
その解釈が、間違っていないかどうかの確認も必要ですよ。
基準、つまり法令等をどのように解釈して運営していくか?
これが知恵なんです。
例えば私事ですが、ご存じのように私はヘルパーや福祉用具の資格しか持っていません。
看護師や保健師ではないんですね。
なのに、訪問看護ステーションの所長をしてきた経歴があります。
調べることをしない、人づての話を鵜呑みにするタイプの人は、私が訪問看護ステーションの所長をやっていたというと、「看護師の資格持っていたんですか?」とか「看護師じゃなくても所長ってできるんですか?」とかいう質問や疑問を持つんですね。
よく考えてくださいね!
訪問看護ステーションの管理者は、看護師か保健師がなれますね。
私は、一言も、管理者だと言ってません。
「所長って管理者ってことですよね?」
この質問が、私はびっくりしました。
管理者 = 所長 という固定された認識に。
法令等を読み解く時、「事業者」は会社であること、「事業所」は訪問看護とか読み替えてってお話はしました。
そうしましたら、事業者がするべき、できる基準の内容、事業所の内容、管理者の内容、従業者の内容がわかりますよね。
管理者だから、基準に書いてあることすべてをやらなきゃならないのか?
違いますよね。
管理者が管理すべきこと、つまり管理者がすべきことは「管理者の責務」の基準通りです。
管理するのか、実際に行動するのか?
ここを理解すれば、所長と管理者をわけた運営ができます。
実際に私は指定申請時に、所長と管理者を明記した運営規程を作成し、認可を受けています。
こうすることで、管理者の業務を軽減できるとともに、管理者さんの医療職としての働きとビジネス(経営)の部分を分担できるんですね。
デメリットとしては、人件費の部分がありますが、そもそも兼務せずに専従って考えを大前提とすると、効率的ですね。
ちなみに、私は所長兼事務をしていたので、事務の部分も効率的にできました。
基準を読めばわかるように、事務職は人員基準にないですもんね。
人件費削減で、最初は事務部分も全部管理者さんがやったりするケースもありますが、やり方によっては書類に追われたりして、超過勤務の連続だったりします。
身体を壊すかもしれないし、利用者さんへの支援に影響が出るかもしれません。
必要な人件費をどこにかけるか?
そのための売り上げをどう作っていくか?
これも知恵を出していくものですね。
知識はこれらに直接反映しませんから。
ところで、私の考えに、もちろん反対や批判する人もいるでしょう。
しかし、その反対や批判も、私の表面上の部分だけしか見えていないんですね。
私が何を思って、どこまで考えて、どういう意味があってっていうのを、すべて知った上で批判なりすればいいとは思うのですが。
「世の人は我を何とも言わば言え、我なす事は我のみぞ知る」
坂本龍馬の名言ですが、利他の精神で行動していても、ある人にとってはありがた迷惑だったりするかもしれません。
また、利己的に行動していても、ある人にとっては、助け舟になっているかもしれない。
これって、知識ではなく知恵がなせることですよね。
知識は答えを出せない。
知恵が答えそのもの。
知識を蓄えて、熱意をもって行動して、汗をかいて、そうして経営・運営していく。
経営者や管理者になるために、従業者である状況からの努力が大切。
知識をすぐには蓄えられません。
経験もすぐには蓄えられません。
日々の行動がとても大切なんですよね。
あぁ、10代の時、せめて20代の時に、私はこれを学びたかったなぁ!!!
って、強く思います。
明日は、価値や価値観のことをお伝えしようかなって思います。
それと、明日からはタイトル変更します!
内容は今までと同じ、経営者さんや管理者さんが学ぶべき内容、成功するためにって想いには変わりありません。
どんなタイトルにしようかな?