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成功への道しるべ(35) ~従業者から管理者、または経営者になる時に学ぶべきこと~

昨日は、「知識」について、知識の得方をメインにお伝えしました。

知識が大切なことは、あなたもご存じですもんね?

ただ、知識を得る時に、ちょっと簡単にできる方法があったらっていうことで、その方法をお伝えしたんですね。

なので、今後知識が蓄積されていくかどうかは、あなた次第です!

これはね、他者がどんなに協力しても、アドバイスしても、お手伝いしても、蓄積できるかどうかは、本人次第なんですよね。

ということで、今日は「知恵」のお話をしていきます。

それと、ブログの最後に、「ちょっとした発表」をします!

知恵が大事なのは、あなたもよく理解していることだと思います。

世の中において、知識をいくら振りかざそうと答えを出すことはできませんが、知恵は答えそのものなんですね。

成長していくには、答えが出ることをし続けなきゃならないですよね?

得た情報を知識として蓄え、その知識から知恵を出す。

あなたがどのように解釈して、そして、どのようにあなたの仕事に取り入れたか。

知恵を出せるか出せないか、これが他者との差になっていきます。

では、知恵の出し方は?

有名な言葉で「まず汗を出せ、汗のなかから知恵を出せ。」

経営者さんや管理者さんで、知らない人はいないだろうっていう人の名言です。

松下幸之助さんの名言ですね。

ビジネスをするなら、知識じゃない、知恵だと明言しています。

ただし、知恵を出すにも、大前提として知識が必要。

つまりは、ビジネスをするなら、知識はあって当たり前の状態。

知識がなかったら、蓄えなさいってこと。

それから、熱意をもって汗をかいて、汗をかいて、汗をかいて、経験値を増やし、その蓄積された経験から知恵が出るっていうことなんですね。

私はいろんな経験をしてきたので、まさにそうだよなぁって実感しています。

ところで、ビジネスをするということは、経営をする、運営をするっていうことになりますよね。

つまり、知識を増やしつつ、汗をかいて経験値を増やすことを継続して、その結果、経営者や管理者になっていくもんなんですね。

また知識の話になってしまいましたが。。。

経験の差が知恵の差になっていくとも言えますが、知恵が出ることで、他者との差別化も図れるようにもなります。

強い想いをもって開設した事業、結果を出し続けて、継続していく必要がありますよね?

半年か一年でつぶそうとは思ってないですよね?

いくら需要がある事業だとしても、何の努力もしなかったら、業績は伸びません。

差別化もされなく、特色も特徴もなかったら、あなたの事業所が選ばれる理由は何でしょう?

ただ運営していくだけで、成長できるものってないんですよね。

もし何もしてなくても順調って言うのであれば、それは、あなたが努力していることを謙遜しているか、もしくは順調と見えていても「衰退」へと向かい始めていますってことです。

知恵を出し、事業に取り入れ、そして継続する事業となり、社会貢献につながっていく。

社会貢献ができているから、継続していけるとも言えますね。

そのためにも、知恵を出すことは重要です。

知識だけでは、運営できません。

じゃぁ、介護業界での知恵って何?

運営基準とか基準が定められているから、知恵とかよりも、その基準に従って運営すればいいんじゃないの?

需要があっても、基準通り運営していても、知恵を出さなきゃ、廃業一直線ですよ。

実際に廃業している事業者は、コロナの影響もあったのかもしれませんが、2020年は573件だそうです。

逆に開業したのは、2746社だそうです。

コロナの状況は同じ、その中で開業した事業者があり、そして廃業した事業者もある。

これは、どのように運営したか?どのように経営したか?

この差だと思うんですね。

この「どのように」というのが、知恵なんです。

コロナだ、困った、どうしよう。

どうしよう、どうしようって騒ぐしかできないのは、衰退へまっしぐら。

どうやったらいい?どうやっていこうって考え方があれば、存続し成長へ。

話を戻して、介護業界での知恵の出し方はどうするか?

法令等を読みましたよね?

知識は蓄えられていますよね?

まずは実際に運営しましょう!

行動して、いろんな経験をしましょう!

そう、これをしていけば、これってどうする?こういうう時はどうしたらいい?って場面が必ずあります。

その時に基準を読み返して、新たな解釈があったら、それが知恵なんです。

その解釈が、間違っていないかどうかの確認も必要ですよ。

基準、つまり法令等をどのように解釈して運営していくか?

これが知恵なんです。

例えば私事ですが、ご存じのように私はヘルパーや福祉用具の資格しか持っていません。

看護師や保健師ではないんですね。

なのに、訪問看護ステーションの所長をしてきた経歴があります。

調べることをしない、人づての話を鵜呑みにするタイプの人は、私が訪問看護ステーションの所長をやっていたというと、「看護師の資格持っていたんですか?」とか「看護師じゃなくても所長ってできるんですか?」とかいう質問や疑問を持つんですね。

よく考えてくださいね!

訪問看護ステーションの管理者は、看護師か保健師がなれますね。

私は、一言も、管理者だと言ってません。

「所長って管理者ってことですよね?」

この質問が、私はびっくりしました。

管理者 = 所長 という固定された認識に。

法令等を読み解く時、「事業者」は会社であること、「事業所」は訪問看護とか読み替えてってお話はしました。

そうしましたら、事業者がするべき、できる基準の内容、事業所の内容、管理者の内容、従業者の内容がわかりますよね。

管理者だから、基準に書いてあることすべてをやらなきゃならないのか?

違いますよね。

管理者が管理すべきこと、つまり管理者がすべきことは「管理者の責務」の基準通りです。

管理するのか、実際に行動するのか?

ここを理解すれば、所長と管理者をわけた運営ができます。

実際に私は指定申請時に、所長と管理者を明記した運営規程を作成し、認可を受けています。

こうすることで、管理者の業務を軽減できるとともに、管理者さんの医療職としての働きとビジネス(経営)の部分を分担できるんですね。

デメリットとしては、人件費の部分がありますが、そもそも兼務せずに専従って考えを大前提とすると、効率的ですね。

ちなみに、私は所長兼事務をしていたので、事務の部分も効率的にできました。

基準を読めばわかるように、事務職は人員基準にないですもんね。

人件費削減で、最初は事務部分も全部管理者さんがやったりするケースもありますが、やり方によっては書類に追われたりして、超過勤務の連続だったりします。

身体を壊すかもしれないし、利用者さんへの支援に影響が出るかもしれません。

必要な人件費をどこにかけるか?

そのための売り上げをどう作っていくか?

これも知恵を出していくものですね。

知識はこれらに直接反映しませんから。

ところで、私の考えに、もちろん反対や批判する人もいるでしょう。

しかし、その反対や批判も、私の表面上の部分だけしか見えていないんですね。

私が何を思って、どこまで考えて、どういう意味があってっていうのを、すべて知った上で批判なりすればいいとは思うのですが。

「世の人は我を何とも言わば言え、我なす事は我のみぞ知る」

坂本龍馬の名言ですが、利他の精神で行動していても、ある人にとってはありがた迷惑だったりするかもしれません。

また、利己的に行動していても、ある人にとっては、助け舟になっているかもしれない。

これって、知識ではなく知恵がなせることですよね。

知識は答えを出せない。

知恵が答えそのもの。

知識を蓄えて、熱意をもって行動して、汗をかいて、そうして経営・運営していく。

経営者や管理者になるために、従業者である状況からの努力が大切。

知識をすぐには蓄えられません。

経験もすぐには蓄えられません。

日々の行動がとても大切なんですよね。

あぁ、10代の時、せめて20代の時に、私はこれを学びたかったなぁ!!!

って、強く思います。

明日は、価値や価値観のことをお伝えしようかなって思います。

それと、明日からはタイトル変更します!

内容は今までと同じ、経営者さんや管理者さんが学ぶべき内容、成功するためにって想いには変わりありません。

どんなタイトルにしようかな?

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