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成功への道しるべ(32) ~従業者から管理者、または経営者になる時に学ぶべきこと~

昨日のブログでは、「継続することが大切ですよ」ってことをお伝えしました。

「継続する」には「強い意志」「目的」があれば簡単なことで、甘えを捨てたらいいだけだって。

しかし、継続以前のことで、何かをしようって思っても、「その行動を開始することが難しいんだよね」って言われてしまったので、今日は「一歩踏み出すこと」についてお伝えします。

一歩踏み出して進まなかったら、継続のスタートさえ切れない。

その一歩が踏み出せない原因は何なんでしょう?

例えば、離婚や転職など、人生がガラッと変わってしまうとなった時には、人生の転機には、なかなか一歩が踏み出せないっていうのは想像できます。

私自身、離婚も転職も経験しているのでね。

でも、私は一歩踏み出せてしまうタイプなので、本当の踏み出せない理由は、推測しかできません。

「たぶん」なんですが、未来が、先が見えない不安があるのではないでしょうか?

違ってるって思う人もいるかもしれませんが、それだと話が進まないので、「先が見えない不安がある」ってことで、話を進めていきます。

ここで、ちょっと冷静に考えてみてほしいのですが、「先が見える人」っているんですかね?

大きな決断をしなきゃならない時以外でも、小さな決断する時も、普段生活していく中でも、「先は見えない」ですよね。

だとしたら、「先の見えない」ことよりも、先が見えないことによる「不安の大きさ」でしょうか?

「不安の大きさ」って、「期待の大きさ」に比例するらしいんですよね。

ということは、不安が大きいって人は、先の見えない未来に何かしらの期待を大きく持っちゃってるんじゃないでしょうか?

そりゃぁね、少しでも良い未来、明るい未来、未来に良いことがあったほうがいいのはわかります!

暗い未来より、断然いいに決まってる!

でも、ここでもまた、冷静に考えてみてください。

先が見えない不安があって、一歩が踏み出せない。

一歩踏み出すことはしないけど、明るい未来を期待している。

おかしいと思いません?

一歩踏み出さなかったら、何も結果は出ないですよね。

行動しなくて、明るい未来を待ってても、そんなものはあるわけがない。

一歩踏み出さずに、結果を出さない人生って、とっても無駄な時間を過ごしていると思いませんか?

管理者さんや経営者さんは、事業に失敗することは避けたいですよね。

失敗するかもしれない不安があって行動しなかったら、その事業の未来は、間違いなく「衰退」です。

行動しないで、事業の成功だけを夢みてたら、ただの「あほう」ですよ。

昨日のエジソンの名言、何か思いだしたものありませんか?

「成功できる人っていうのは、『思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ』という前提を持って挑戦している。」

一歩踏み出せない人は、先の見えない未来へ不安を感じるくせに、明るい未来を期待している。

この考え方を改めない限り、なかなか行動できずに、時間を浪費して、人生の無駄な時間を増やすことをしているだけです。

先が見えないのに、期待をして期待通りにならないかもって不安をもって一歩が踏み出せないって、おかしいですよね?

そもそも、期待通りになること自体がラッキーだ!くらいに思っていた方がいいんです。

ラッキーだと思うのがイヤなら、期待している結果が得られるような行動をすればいいんです。

そのためには、リスクアセスメント、リスクマネジメントが必要ですよね。

期待する未来になるように、リスクを明確にし、そうならないように考え行動する。

これをすれば、一歩が踏み出せると思いませんか?

一歩踏み出すことができたら、極端な話、その一歩ずつに結果が伴います。

その結果を受け止め、次の一歩を踏み出すために考える。

考えてまた行動する。

「一度歩き出したら、とうてい乗り越えられないと思える障害物があっても、立ち止まってはならない。」

エジソンが言ってましたね!

「立ち止まらない」ということは、継続しちゃってますよね?

甘えとかラクを考えるのではなく、明るい未来を考える。

諦めることを考えるのではなく、どうやったら進んでいけるかを考える。

後ろ向きに考えがちになってしまうのが多いのかもしれないけれど、先が見えないんだから、前向きに考えた方が、断然いいですよね?

経営者さんや管理者さんは、事業を開始したのであれば、事業継続をしていかなければなりません。

スラムダンクの安西先生が言ってましたね!

諦めたら、そこで終わりだよって。

なりふり構わずというか、もがいてもがいて、一生懸命に行動して、がむしゃらに、遮二無二、泥臭くても不器用でも、前進していく、歩き続けるってことが大切なんじゃないでしょうか?

最初から経営なんてわからない、やりながら覚える。

ここには、考えること、学ぶこと、がありますよね。

経営は、やりながら覚えていいと思うんです。

ただ、事業の運営に関しては、管理者さんのお仕事に限っては、やりながらの部分は最小限でなくてはいけません。

なぜだかわかりますか?

管理者さんも、最初は初めてなんだから、やりながら覚えていけばいいでしょって?

基準を読んでみましょう。

「管理者は指定訪問看護の利用の申込みに係る調整、業務の実施状況の把握等の管理を一元的に行い、併せて、適切な指定訪問看護を提供できるよう、運営に関する事項を遵守させるため必要な指揮命令を行うものとすること。」ってあります。

「運営に関する事項を遵守させる」ために指揮命令をするのですから、やりながら覚えていったのでは遅いですよね?

最低限、「基準を理解していること」が大前提となるでしょう。

そして会社は、それができる看護師さんや保健師さんを「管理者」として雇用、任命しているわけですから。

話がズレてきてしまいましたが、一歩踏み出すことは、考え方次第なんですね。

そして一歩踏み出したら、止まらなければいい。

これだけ。

これだけのことなんだから、一歩が踏み出せないって言って時間を浪費せず、一歩目を出しましょう!

あなたが止まっていても、時間は流れていくんです。

あなたの人生、無駄にする必要はないでしょ?

そして、経営者さん、管理者さんは、働いてくれるスタッフさんを守らなきゃならないし、利用者さんを守らなきゃならない。

立ち止まって、衰退していくことをするって、意味ないですよね?

「継続する」という言葉に捉われず、一歩進んだら進み続ける。

これをしたら、結果として継続してたってことになるんですから。

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