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成功への道しるべ(26) ~従業者から管理者、または経営者になる時に学ぶべきこと~ 

「配慮はしますが、遠慮はしません。」

このシリーズ(25)の営業に関するブログで、お伝えしたことになります。

「配慮」と「遠慮」について、語っていきます。

ネット検索しても、この内容はたくさん出てきますね。

それくらい、多くの方が気にしていることなのでしょうか?

私も仕事、対人関係においては、これを重要視しますね。

お相手に「配慮」して「遠慮」もしたら、成果は出ないでしょう。

だから、「配慮」はするけど「遠慮」はしないことが大切なんですね。

改めて、意味を調べてみました。

「配慮」とは、手落ちのない、または、よい結果になるように、あれこれと心を配ること。事情を踏まえて、気遣いのこもった取り計らいをすること。気遣いを行き渡らせること。

つまり、気配り、心配りですね。

相手のことを思って、相手のことを考えて行動することです。

その人の為の行動と言えますね。

私が、何度もブログで書いてきているように、「利他の精神」が「配慮」にはあります。

では、「遠慮」とは、他人に対して、言葉や行動をひかえめにすること。辞退すること。また、ある場所から引き下がること。ある物事をするのを断わること。また、ある場所から退くこと。辞すること。

つまり、行動を控えるってことですね。

人に対して、自分の行動を抑制することです。

ここには、自分の為という心理が働いていると言えるでしょう。

こちらは利他に対して「利己的な精神」があります。

ここまで書くと、イメージしやすいのではないでしょうか?

ただ、行き過ぎた「配慮」は「忖度」になりかねず、行き過ぎた「遠慮」は「無関心」に繋がり行動しなくなります。

ちょうどよい「配慮」と「遠慮」、このバランスが大切になります。

お相手に「配慮」し、必要なことは「遠慮」なく行動する。

調べていくと、「配慮最大、遠慮最小」なんて言葉も出てきました。

とてもいいキャッチコピーですよね。

実際、お仕事をするって、こういうことですよね?

でも、稀に通用しない人がいるから難しい。

私が配慮してることをいいことに、お相手の人は配慮も遠慮もせずに、ガンガン言ってくる。

こんな経験ないですか?

もしかしたら、その人なりの「配慮」をし、その人なりに「遠慮」してるのかもしれませんが。。。

受け取り方なのかもしれませんが、「配慮」しないで「遠慮」もしない人、これは即行離れた方がいいですね。

こういう人には、いくらこっちが配慮しても伝わらず、その状況でも必要だから遠慮せずに伝えると、なぜか「攻撃された」的な受け取り方をされてしまう傾向があります。

つまり、お相手には、こちらの配慮の部分の言葉が伝わらずに、遠慮なく言われた言葉のみが伝わってしまうんですね。

こうなったら、結構大変です。

その人に気づいてもらおうと、いくら説明しても無駄。

お相手自身が、受け取り方を間違えたと気づいたとしても、それを認めたくないのか、いつまでも平行線なんです。

これは、本当に、本当に時間の無駄。

このような人と出会うと、かなり疲弊します。

「配慮」と「遠慮」の重要性を知らずに管理職になってしまう人もいるようですが、心当たりある方はいらっしゃるでしょうか?

ちょっとズレましたが、このような経験から、私は「配慮はするけど、遠慮はするな」このキャッチコピーを、さらに細かく、そして戒めとするために、以下のように、頭の中で書き換えています。

「遠慮せずに、必要なことは伝えましょう。ただし、伝える時(伝える前と伝える時、伝えた後)には配慮しましょう」です。

自利利他の精神をもってお仕事に取り組めば、自然とこの「配慮」と「遠慮」をバランスよく行動していけるのではないでしょうか?

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