代表取締役に就任し、今までは訪問介護の管理者とホーム長としての仕事だったのが・・・
訪問看護も居宅介護支援も把握するように・・・と。
利用者さんの実数は、約200人。
それぞれが、それぞれのサービスを受けていたから、延べ数だとその3倍、約600人。
従業者数は、介護員、看護師、ケアマネ合わせて、約150人。
それらを全部把握。
努力した。
俺なりに・・・なんだけど。
基本情報的なものやサービス内容は、覚えた。
しかし、日々の問題点や小さなトラブルまでは把握できなかった。
というか、報告がまっすぐオーナーにいくシステムになっていて、俺にはオーナーを通して下りてくるっていう状況。
しかし、何かあると・・・
「小林!なんでちゃんと把握していないんだ!」
「もっとアンテナ立てろ!」
みんなの前で怒られる。
・・・
俺の頭の中は・・・
???
なぜなら、オーナーから情報が下りてくるシステムなんで・・・
しかし、当然反抗はできず。
それだけでなく、オーナーの癖というか特徴というか・・・
誰かひとり、ターゲット?
その人のことを見て、怒りを表す。
毎朝のミーティング。
介護で何か問題があったら、怒られるのは慣れていた。
看護で何かあったとき、俺の知らない内容で、俺に向かって怒ってくる。
ケアマネで何かあったときも同様。
事務でなにかあった時も。
俺は、なんで俺がこんなに怒られているんだ?
俺ばかり、なぜ怒られるんだ?
俺は直接問題を起こしていない。
俺の知らないところで起きた問題で、俺が知らない状況で、なぜ怒られるんだ?
毎朝、毎朝・・・
何も起こらない日はない。
だから、必ずと言っていいほど、俺に向かって怒ってくる。
ある日の朝礼・・・
俺は涙があふれだし、体が震えてしまい、自分の感情のコントロールが出来なくなっていた。
そう、初めて、人生で初めて、心がぶっ壊れた。
ってことで、思い出すと、結構きついな。
来週は、その後のことでも。
したっけ、じゃ!